嬉しいことにご希望が何件かあったので、「ぽしのん(けろ)流」はんこの作り方を紹介させていただきます{/ピカピカ/}ドンドンドン・パフパフ{/音符/}



下絵と、それに合う大きさの消しゴムを用意します。


は丸など曲線のあるものや、細かいものは難しいです。などと言って、私はつい丸々した絵にしてしまったわ。


消しゴムは100円均一のものでもいいのですが、消しゴムによって性格があって、彫りにくいものもあります。試してみるしかないといったところです{/大汗/}何しろ私も試して失敗はしょっちゅうなので(^^ゞエヘ  はんこ用に売られているのがサクッとした感触で彫りやすいです。でも柔らかい消しゴムの方が押しやすいという長所もあります。


はんこを彫るのに使う道具を用意します。


カッターは著名な方は普通のカッターをお薦めしていますね。大型のカッターを使う方もいますし、私も前は普通のカッターでした。今は大きく切るときだけ普通のカッターです。使いやすいものをどうぞ{/ハート/}デザインカッターは画材屋さんにありますが、鋭いのとやや重いので深く切れてしまうのが欠点です。


バニシャーは「トランサーバニシャー」という名前で置いてあることもあります。画材屋さんの漫画のコーナーにあったりしますが、こすって型を取ったりするガラス棒と似たような役割があります。漫画ではスクリーントーンと言う模様の入ったフィルムを紙にこすって定着させるのに使います。下絵を消しゴムに写すのに使いますが、ペンのお尻でも、爪の先でも、こすって写せればいいので無ければいりません。


トレーシングペーパーは見ての通り、半透明の曇りガラスみたいな紙です。これも画材屋さんにあります。厚み、大きさで種類がいくつかあります。(前に作ったミツバチの絵が描いてあります)



消しゴムの上に下絵を乗せて、絵を写します。*消しゴムに粉が付いている時は洗うなどして落としてから絵を写してね。


下絵の紙からそのまま写すと簡単で、トレーシングペーパーもいりません。


でもトレーシングペーパーに絵を写してから消しゴムに写すと、絵が濃く写るので私はこの方法を使っています。



絵にあわせて消しゴムをカットします。


版は垂直にカッターを入れずに斜めに入れると、破損しにくく長持ちします。



彫ったら試し押しをして、彫り残しや修正が無いかを見ます。


スズメバチちゃんのはんこの完成です(シャレかい…)



あとはこだわりのある方へ…


土台をつけます。100円ショップに(ダイソーさん)ちょうどいい木があります。背面にはんこを押しておきます。私は消しゴムの裏に彫り込みをしています。


10 土台への接着にグルーガンを使います。コンセントが付いていて熱で溶かした樹脂をボンドのように使う道具で、100円ショップにもあるんですよ!!OH!びっくり!これを消しゴムに塗って土台に貼ります。消しゴムの彫り込みは、土台から取れにくくするため、奥までグルーが入るようにしているんです。


グルーガンは接着以外に工作や、ラッピングなどの飾りにも使えるので、楽しめる道具です。色もいろいろ、ラメ入りや蛍光色なども。ホームセンター、画材屋さん、手芸屋さんにもあります。


接着に両面テープをお使いになる方がいますが、消しゴムには溶剤が含まれていて、時間が経つと両面テープののりが溶けてきます。目下、その耐久性の実験中ですが、4ヶ月~半年ほどでどろどろになるみたいです(^_^;)



11 最終的にはこんな感じに完成です。


自分用じゃないときには出来るだけきれいな状態にして差し上げるのですが、試し押しをするためどうしてもある程度着色汚れが付いてしまいます。


白いインクで押そうかなぁ…でも土台に白は見えないんだよなぁ…。


課題をクリアできる日を乞うご期待…


 


みんなもレッツトライ{/!!/}{/ハート/}{/ハート/}{/ハート/}